信用取引とFXで大損した私が、NISAでオルカンを選んだ理由

20代のころ、私はインターネットで証券口座を開設しました。

最初は普通の個別株でしたが、思うように利益が出ないと、信用取引へ手を出しました。

その後はFXにも夢中になりました。

理由は、どちらも同じです。

少ないお金で大きな取引ができる。
これなら短期間で大金を稼げるかもしれない。

当時の私は、本気で億万長者になれると思っていました。

ところが、現実は追証と損失の連続です。

途中から損失額を合計するのが嫌になり、正確な金額は分かりません。

それでも、株とFXを合わせて少なくとも200万円以上、300万円に近い金額を失ったのではないかと思います。

やがて私は、投資そのものから離れました。

株もFXも、すべてギャンブルのように感じるようになったからです。

それから10年弱。

脱サラ後にお金を学び直した私は、再び投資を始めました。

現在、NISAで積み立てているのは、一般に「オルカン」と呼ばれる投資信託です。

昔の自分からすれば、まさか再び投資を始めるとは思ってもいなかったでしょう。

ただし、現在行っている長期・積立投資は、昔の私がしていた短期売買とは目的も方法も大きく異なります。

この記事では、主に次のことをお伝えします。

  • なぜ信用取引やFXにのめり込んだのか
  • どのように大きな損失を出したのか
  • なぜ約10年後に投資を再開したのか
  • なぜS&P500ではなくオルカンを選んだのか
  • 昔の自分へ何を伝えたいのか

※この記事は、私個人の投資経験を紹介するものです。特定の商品や投資方法を推奨するものではありません。投資信託を含む金融商品には、元本割れの可能性があります。

目次

20代でネット証券の存在を知った

私が初めて株を始めたのは、20代のころです。

当時、テレビではカブドットコム証券のCMが流れていたように記憶しています。

それまで私が株に対して持っていたのは、次のような漠然としたイメージでした。

  • 一部のお金持ちや資産家がするもの
  • 証券会社へ直接出向いて取引するもの
  • 若くてお金のない自分には関係のない世界
  • 証券会社へ行っても相手にされない

意識的に株を避けていたわけではありません。

自分が近づける世界ではないと、無意識に決めつけていたのだと思います。

ところが、インターネットで銀行口座のように証券口座を開設でき、自宅から株を売買できることを知りました。

「自分にもできるんだ」

「周囲でまだ誰もやっていないなら、人より先にお金持ちになれるかもしれない」

そんな期待を抱きました。

投資について十分に勉強して始めたわけではありません。

ただ単純に、

株を買えば、お金が増えるかもしれない

と思って始めたのです。

株で成功した人の本を読み、焦り始めた

株で大きく稼いだ人の書籍なども読むようになりました。

成功した人の話を見ると、

「自分も早く始めなければ」

「今のままではチャンスを逃してしまう」

という焦りが出てきます。

しかし、普通に個別株を売買していても、私が期待していたほどの大きな利益は出ません。

そこで知ったのが、信用取引です。

信用取引は、証券会社へ保証金を預け、資金や株式を借りて売買する仕組みです。相場が不利な方向へ動いて保証金が不足すると、追加の保証金である「追証」が必要になることもあります。

本来なら、そのリスクを十分に理解してから利用すべきでした。

しかし、当時の私が注目したのは危険性ではありません。

  • 少ないお金で大きな取引ができる
  • 株価が下がるときでも利益を狙える
  • 普通に株を買うより早く稼げる可能性がある

という部分だけでした。

「これまでのように、ちまちま取引していては儲からない」

「早くお金持ちになるなら、信用取引しかない」

そう考えました。

信用取引で損した後、FXなら取り返せると思った

信用取引では、すでに100万円近い損失を出していたと思います。

それでも私は、

「自分には投資の才能がない」

とは考えませんでした。

認めたくなかったのでしょうね。

自分の考え方や取引方法が間違っているとも、素直には認められませんでした。

その後、30代前半ごろにFXを知りました。

FXにも、預けた証拠金より大きな金額を取引するレバレッジの仕組みがあります。

私はまた、同じように考えました。

「小さなお金で大きな取引ができる」

「信用取引で損した分も、これなら取り返せる」

「損失を取り返したうえで、さらに資産を増やせる」

今振り返れば、完全に一獲千金を狙った状態です。

投資というより、ギャンブル中毒に近い心理だったと思います。

FXは相場が想定と反対に動けば損失が生じ、急激な変動時には証拠金を上回る損失が出る可能性もある取引です。金融庁も、合理的な判断には相当程度の専門知識が必要で、高いリスクを伴うと注意を促しています。

しかし当時の私は、そんなリスクよりも、

これで大金を手に入れられるかもしれない

という期待の方が勝っていました。

追証が来ても「なぜ自分だけ」と思っていた

信用取引やFXで特に忘れられないのは、追証や強制決済です。

追加資金を求められるたびに、怖いというより、

「なぜ?」

「どうして?」

「なんで自分が買ったら下がるんだ!」

という気持ちが強くなりました。

まるで、何か見えない存在が私を狙い、わざと株価や為替を操作しているような気分です。

もちろん、実際にはそんなことはありません。

しかし損失が続くと、冷静に考えられなくなります。

「なんでなんだよ!」

と、相場に怒りを感じていました。

損切りも、なかなかできませんでした。

含み損が出ても、

「いつか回復する」

「少し待てば含み益に変わる」

と信じます。

ところが、さらに損失は膨らみます。

最終的には、自分の意思で損切りするのではなく、保証金不足などによって強制的に決済される。

そのような取引が多かったように思います。

200万円以上の損失を合計するのが嫌になった

途中から、合計でいくら損したのか計算するのが嫌になりました。

正確な金額は分かりません。

ただ、株とFXを合わせて200万円以上、おそらく300万円に近い損失だったのではないかと思います。

100万円単位でお金が減っていく感覚にも、少しずつ麻痺していました。

それでも、相場のことが頭から離れません。

仕事中に取引することはありませんでしたが、仕事が終われば株価や為替が気になります。

四六時中、次のようなことを考えていました。

  • 今いくらになっているのか
  • これから上がるのか、下がるのか
  • 損失を取り返せるのか
  • また追加資金が必要になるのではないか

自由になるために始めたはずなのに、相場によって自分の時間と気持ちを支配されていたのです。

私がしていたのは投資ではなく投機だった

信用取引やFXそのものを、すべて悪いものだと言うつもりはありません。

仕組みとリスクを理解し、明確なルールのもとで利用する人もいるでしょう。

問題だったのは、私の使い方です。

当時の私には、

  • 短期間で大金を得たい
  • 損失をすぐに取り返したい
  • 少ない資金で大きく儲けたい
  • 億万長者になりたい

という気持ちしかありませんでした。

企業の成長を長期的に応援するために株を持つのではなく、短期的な値動きに賭けていました。

私がしていたことは、将来に向けた資産形成ではありません。

一獲千金を狙った投機だったと思います。

家族の将来を考え、少しずつ目が覚めた

損失が膨らむにつれて、ようやく少しずつ目が覚めてきました。

子どもも生まれ、成長していきます。

これからは、

  • 教育資金
  • 車の買い替え
  • 住宅の購入
  • 家族の生活費

など、多くのお金が必要になります。

本来なら、家計を把握して家族のお金を守らなければなりません。

それなのに、私は何をしているのか。

そう思うようになりました。

ちょうど仕事も忙しくなり、任される仕事や責任が増えていた時期です。

私は株やFXから少しずつ離れ、仕事へ打ち込むようになりました。

これまでの損失を、給料で取り返そうと考えたわけではありません。

もともと仕事には真面目に取り組んでいました。

後輩、部下、同僚、上司からも信頼してもらい、自分で言うのも何ですが、周囲からの評価も悪くなかったと思います。

株やFXで大損したことを忘れるように、仕事に関する勉強を続けました。

誰よりも、自分の仕事のスペシャリストになりたいと思っていました。

妻には損失を話せなかった

妻には、株やFXで大きな損失を出したことを話せませんでした。

自分でも、現実を認めたくなかったのだと思います。

「自分には投資の才能がない」

とは考えませんでした。

ただ無意識のうちに、

「株もFXも、結局はギャンブルだ」

と思うようになりました。

損失を取り返したい気持ちは残っています。

しかし、再び始めれば、さらに損失が増えるかもしれない。

そう考え、証券口座も見ないようになりました。

それからNISAで再び投資を始めるまで、10年弱は投資から離れていたと思います。

脱サラ後、収入が不安定になってお金を学び始めた

私が再びお金について考えるようになったのは、脱サラした後です。

アフィリエイト収入が思うように増えず、収入が不安定になりました。

収入をすぐに増やせないなら、支出を減らさなければならない。

そう考えました。

さらに、退職後の税金や社会保険料にも驚きました。

貯金は少しずつ減っていきます。

そこで、保険料などの固定費を見直すため、お金について勉強するようになりました。

YouTubeや書籍を使って、次のようなことを学びました。

  • 税金
  • 社会保険
  • 確定申告
  • 保険
  • 家計管理
  • 老後資金
  • 資産形成

その過程で、あれほど遠ざけていた「投資」という言葉に再び触れます。

私が脱サラ後に収益が伸びず、焦りながら試行錯誤した経験については、次の記事で詳しく紹介しています。

また、時間や将来の収入につながるものへお金を使うようになった経緯は、こちらの記事で紹介しています。

信用取引・FXと長期投資の違いを知った

お金を学び直す中で、私は初めて、昔の信用取引やFXと長期的な資産形成の違いを理解していきました。

昔の私は、短期間の値動きから利益を得ようとしていました。

現在の私は、世界中の企業へ分散しながら、余裕資金を長期間積み立てています。

私の考え方の変化を整理すると、次のようになります。

昔の私現在の私
短期間で大金を稼ぎたい長期間かけて資産形成したい
信用取引やFXでレバレッジを使う借金やレバレッジを使わない
個別の株価や為替を予想する世界中の株式へ分散する
損失をすぐ取り返そうとする値下がりしても積立を続ける
何度も売買判断をする自動積立でなるべく判断しない
相場が四六時中気になる普段は値動きをほとんど気にしない
一獲千金で人生を変えたい将来へ向けて少しずつ積み立てる

長期・分散投資であっても、元本割れする可能性はあります。

過去に株式市場が成長してきたからといって、将来も必ず同じ結果になるとは限りません。

それでも、毎日の値動きを予想して何度も売買するより、私には長期・積立・分散の方が合っていると感じました。

私がオルカンを選んだ理由

私が楽天証券で購入しているのは、

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

です。

一般に「オルカン」と呼ばれています。

これは楽天証券が運用している商品ではなく、三菱UFJアセットマネジメントが設定・運用している投資信託を、楽天証券で購入している形です。

オルカンは、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスへの連動を目指し、日本を含む先進国・新興国の株式へ、1本でまとめて投資できる商品です。投資信託である以上、元本割れのリスクや費用もあります。

私がオルカンを選んだ理由は、次のとおりです。

  1. 一つの商品で世界中の株式へ分散できる
  2. 個別企業を分析し続けなくてよい
  3. 米国だけに集中するより、自分は安心できる
  4. 運用コストが比較的低い
  5. 自動的に積み立てられる
  6. 毎回、自分で売買判断をしなくてよい
  7. 相場を四六時中確認しなくてよい

なにより重視したのは、心の安定です。

もう昔のように、株価や為替が気になって仕方がない生活をしたくありませんでした。

投資していることを忘れていても、毎月の積み立てが続いている。

私には、そのくらいの距離感がちょうどよかったのです。

S&P500ではなくオルカンを選んだ理由

実は、私は最初からオルカンだけを積み立てていたわけではありません。

旧つみたてNISAではオルカンを購入していましたが、楽天カードで毎月合計5万円を積み立てるため、残りは特定口座でS&P500に連動する投資信託を購入していました。

つまり当時は、

  • 旧つみたてNISA:オルカン
  • 特定口座:S&P500

という形で、2つの商品を積み立てていたのです。

オルカンとS&P500のどちらを選ぶか迷う人は多いと思います。

私自身も両方を保有してみましたが、S&P500を持っていると、次第に次のようなことが気になるようになりました。

「今後も米国経済は強いのだろうか」

「アメリカが今後うまくいかなくなったらどうしよう」

「オルカンよりS&P500の方が増えるのではないか」

反対にS&P500の値動きが悪くなれば、

「やっぱりオルカンだけにしておけばよかったのではないか」

と考えてしまいます。

昔の私は、株価や為替が気になりすぎて、信用取引やFXで大きな損失を出しました。

せっかく長期投資を始めたのに、また投資商品の値動きや将来を気にし続ける生活には戻りたくありませんでした。

そこで、新NISAへ移行するタイミングで、特定口座で保有していたS&P500を売却し、オルカンへまとめることにしました。

S&P500よりオルカンの方が必ず優れている、という意味ではありません。

米国株へ集中して投資したい人には、S&P500が合うこともあるでしょう。

私の場合は、どの国が今後伸びるのかを自分で考え続けるよりも、世界全体へ投資し、迷わず積み立てを続けられることを優先しました。

最大の利益を狙うことよりも、心を安定させて長く続けられることを選んだのです。

過去の失敗が、こんなところで役に立つとは思っていませんでしたけどね。

2021年7〜8月ごろに旧つみたてNISAから始めた

私がオルカンへの投資を始めたのは、2021年7〜8月ごろです。

楽天証券の履歴を確認すると、積立設定日は2021年7月31日で、実際の初回買付は8月上旬になっていました。

当時利用していたのは、2023年までの旧つみたてNISAです。

旧つみたてNISAの年間投資上限は40万円でした。

私は楽天カードによる積立額を、合計で毎月5万円にしていました。

ただし、旧つみたてNISAだけで毎月5万円を積み立てると年間上限を超えるため、旧つみたてNISAと特定口座を組み合わせて購入していました。

2021年は年の途中から始めたため、増額設定なども使いながら、旧つみたてNISAの年間40万円の枠をなるべく活用したと記憶しています。

2022年からは、楽天カードで毎月合計5万円を、次のように積み立てていました。

  • 旧つみたてNISA:約3万3,333円をオルカン
  • 特定口座:約1万6,667円をS&P500
  • 合計:毎月約5万円

旧つみたてNISAの年間上限は40万円だったため、オルカンを毎月約3万3,333円積み立て、残りを特定口座でS&P500へ積み立てていました。

新NISA開始後に特定口座分を買い直した

2024年に現在のNISAが始まった後、特定口座で保有していたS&P500を売却しました。

売却時の利益は、税引き後で約6万9,000円でした。

そして、売却して戻ってきた金額を、新NISAの成長投資枠を使ってオルカンへ一括で投資しました。

利益が出ていたから売却したというより、今後は投資先をオルカンへ一本化しようと考えたためです。

S&P500を保有していたころは、

  • 今後も米国経済は成長するのか
  • 米国へ集中していて大丈夫なのか
  • オルカンとS&P500のどちらがよいのか

と考えることがありました。

そのようなことを気にし続けるのが嫌になり、世界全体へ分散するオルカンだけにまとめました。

現在は、新NISAで毎月5万円分のオルカンを積み立てています。

現在のNISAは、つみたて投資枠が年間120万円、成長投資枠が年間240万円で、両方を併用できます。

なお、ここで紹介した金額や方法は、私個人の例です。

家計、年齢、収入、貯金、必要な生活費は人によって異なります。

同じ商品や金額を選べばよい、という意味ではありません。

オルカンが値下がりしても何もしなかった

オルカンを始めた後、評価額が下がる時期もありました。

そのとき、私が何をしたか。

何もしませんでした。

本当に、なんにもしていません。

積立額も変えず、そのまま積み立てを続けました。

ニュースを見て売ろうとも思いませんでした。

「今後もっと下がったらどうしよう」

という発想も、ほとんどありません。

昔の信用取引やFXで経験した値動きや追証に比べれば、心理的には大きく動揺しませんでした。

また、お金を学んだことで、次のことも理解していました。

  • 株式は短期的に上がることも下がることもある
  • 長期投資でも必ず利益が出るとは限らない
  • 値下がり時に売れば損失が確定する
  • 積立投資では価格が低い時期に多くの口数を購入できる
  • 生活費ではなく余裕資金で続けることが大切

そのため、値下がりしたときには、

「安く買える時期なのに、追加投資できる余裕資金がなくて残念だな」

と思うくらいでした。

もちろん、価格が下がれば、必ずその後に上がるとは限りません。

「バーゲンセール」という言葉も、将来の値上がりを保証するものではありません。

あくまで、長期積立を前提としている私個人の受け止め方です。

昔の投機と現在の積立投資で最も違うこと

昔と現在で最も違うのは、心の状態です。

信用取引やFXをしていたころは、相場が気になって仕方がありませんでした。

値下がりすれば焦ります。

損失が増えれば、取り返したくなります。

取り返そうとして、さらに大きな取引をします。

そして、さらに損失が増えます。

現在は、自動積立を設定し、普段はほとんど何もしません。

毎日の値動きを予想する必要もありません。

短期的に利益を出すことを目標にしていないため、価格が下がっても慌てません。

私がオルカンを選んだ最大の理由は、収益率だけではありません。

投資によって自分の時間と心を奪われないこと

を重視した結果です。

過去の自分に伝えたい7つのこと

今の私が、20代や30代の自分に伝えるなら、次のことを言います。

一獲千金を狙わない

短期間で大金を得ようとすると、大きなリスクを取りたくなります。

大きく儲かる可能性だけでなく、大きく失う可能性も考えなければなりません。

借金やレバレッジを安易に使わない

自分の資金以上の取引をすれば、利益だけでなく損失も大きくなります。

仕組みを十分に理解していない人が、簡単に使うものではありません。

生活費を投資に使わない

値下がりしたときに生活費が必要になれば、望まない時期に売却しなければならない可能性があります。

投資は、当面使う予定のない余裕資金で行うべきだと考えています。

仕組みを理解してから始める

「儲かりそう」という理由だけで買わないことです。

  • 何へ投資する商品なのか
  • どのようなときに価格が動くのか
  • どのような損失があり得るのか
  • どの程度の費用がかかるのか

少なくとも、基本的な仕組みは理解しておく必要があります。

短期の値動きで慌てない

長期投資を選んだのであれば、毎日の値動きだけで方針を変えないことです。

値下がりが怖くて生活に支障が出るなら、投資額が自分にとって大きすぎる可能性もあります。

他人がおすすめしているだけで買わない

有名な人が勧めているから。

SNSで話題だから。

みんなが買っているから。

それだけで投資先を決めると、値下がりしたときに自分で判断できません。

「必ず儲かる」という話を疑う

高い利回りや「必ず儲かる」といった言葉を強調する投資話は、まず疑った方がよいと思います。

高い利益が期待できる話には、それに応じた大きなリスクや、表からは見えにくい条件が隠れている可能性があります。

利回りの数字だけを見るのではなく、商品の仕組み、リスク、運営会社などを確認することが大切です。

そんな簡単に短期で儲かるうまい話はない

昔の自分に一つだけ伝えるなら、これです。

そんな簡単に、短期間で儲かるうまい話はない!

私は億万長者になるつもりで株を始めました。

信用取引で早く儲けようとしました。

FXで、それまでの損失をすべて取り返そうとしました。

しかし、焦って大金を得ようとするほど、冷静な判断ができなくなりました。

現在の私は、毎月決まった金額をオルカンへ積み立てています。

この先、必ず資産が増えるとは限りません。

大きく値下がりする可能性もあります。

それでも、昔のように短期の値動きへ賭けるのではなく、長い時間をかけて、世界中の企業へ分散投資する方法を選びました。

信用取引とFXで出した損失は、あまりにも高い授業料でした。

できることなら、支払いたくなかった授業料です。

ただ、その失敗があったからこそ、現在は利益の大きさだけではなく、

  • リスク
  • 投資期間
  • 分散
  • 生活への影響
  • 心の安定

まで考えられるようになりました。

投資によって自由になりたかったはずなのに、相場が四六時中気になり、心を奪われていた。

それでは、私が求めていた自由とは違います。

私にとって現在の投資は、短期間で人生を逆転させるためのものではありません。

自分の時間を失わず、将来に向けて少しずつ資産形成を続けるための仕組みです。

それが、信用取引とFXで大損した私が、NISAでオルカンを選んだ理由です。

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